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代理店 菊池冨美子

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茨城県土浦市
TEL:090-1458-0014
MAIL:sb00101116@suhadabikai.jp

小野小町を折る

投稿日:2018-05-04 11:00

小野小町を折る

 

 先日、メイト様と一緒に土浦市の郊外にある「小町の里」におそばを食べに行った。茨城は常陸秋そばの産地でおそばが実に美味しい。昼の食事時間を外して行ったので店内は静か。おそばが出来るまで折り紙でも小野小町が折れることを話ししていた。この地には小野小町(おののこまち)伝説がある。食事も終わり会計の時に、店の女将さんが蕗をくれたので、私もお礼に「近いうちに小野小町を折り紙で折ってきましょう」と。 

 

 

 歌人としても名高く、また絶世の美女ともいわれる小野小町がどう  して筑波山の麓に小町伝説があるのか不思議でならない。

 

  ネットで調べてみたが全国各地に小町伝説は多く、出生地にまつわる伝説も全国に点在しており、数多くの異説があるようだ。また、墓所についても、全国に点在している。このため、どの墓が本物であるかは分かっていない。

 

 平安時代位までは貴族も風葬が一般的であり(皇族等は別として)、墓自体がない可能性もあるとのことだ。

 

 

  そこで、小町の館(現在の土浦市藤沢)に行き伝説を伺ってきたので、当地との関わりを書いてみたがチョット長すぎ纏まらない。

 

 小町の父、小野良実(よしざね)は第三十代敏達(びんたつ)天皇の末裔だが、良実についての経歴や業績については資料がはっきりしていないため小町についても資料が無いので、なぞの人物と各地に小町伝説は生まれたゆえんであろうと。

 良実は、京の都から上総国山辺郡(現在の千葉県山武郡)の軍司として赴任。数年して女児が誕生した。良実は裏に見える小町山は春夏秋冬いつ見ても美しい山だ。この子を小町と名づけた。それから三年が過ぎ良実は出羽国(秋田・山形両県)に勤め替えとなり、小町は母と共に京都に帰った。

 五歳になると文字や和歌を作ることを習い、十四歳で宮中の女官となったが、小町は皇太子に見初められたが、政務を司る藤原冬嗣や女官たちの嫉妬に悩み十九歳で宮中を離れたとのこと。

 和歌の友、文屋康秀(ふんやのやすひで・六歌仙の一人)の誘いで三河へ行き旅の楽しさを覚えた小町は誕生の地小町山や霞ヶ浦を賞して潮来に逗留。ここで眼病にかかり難渋したが対岸にある観音寺へ眼病平癒の祈願。全快した小町は感謝を込めて寄進したしだれ桜の子孫が今でも観音寺境内にある「小町桜」の木札がこれを伝えているという。

 その後もいくつもの峠を超え山の荘の清滝観音や北向観音を参詣。陽は西に傾き、疲れた足は木の根や小石に躓き疲労は極度に至り、ススキの中に倒れているところを運よくこの小野村村長小野源兵衛の家の者に助けられた。一年を過ぎても全快せず病状は悪化の一途をたどり、村長の家人の懸命なる看病にも関わらずに亡くなったという。小野源兵衛村長は自分の屋敷内に墓を作り五輪塔を立てて冥福を祈ったとのこと。命日の七月七日には何代にもわたり供養していたとのこと。  これが小町の里に残る伝説のあらましです。

 上総国誌によると「小町は上総国(千葉県)に生まれ(弘仁六年)、常陸国(茨城県)に死す(元慶七年)」とあって小野の地に残る小町伝説がまんざら無根の作り話とは思えなかった。

 十年ほど前になろうか五輪塔を見せていただいたことがあるが、私有地の中にあり現在は公開していない。

 小野小町を折ったので、次は六歌仙全員(在原業平、僧正偏昭、喜撰法師、大伴黒主、小野小町)を折ってみよう。

お節句祝いに

投稿日:2018-04-23 19:00

お節句祝いに

   3月中旬、姉にひ孫が誕生した。誕生祝いは勿論クリームとフォームを。間の無く端午の節句が来る。マンション住まいの孫なので大きな飾り物は不向きだ。アッツそうだ。折り紙で武者人形を折れば良いのだ。これなら片付けも簡単だし何より私のお財布にも優しい。これに決めた。

1月の教室

投稿日:2018-01-24 13:00

1月の折り紙教室(中級)

 

 第3日曜日の21日、今年初めての教室を開催。日曜日の夜から南岸低気圧の影響により日付が変わるころから関東地方も大雪との予報だが、昼間の開催で良かった。いつもは先生と2人で昼食をとるのだが、今年初の教室なので皆さんと一緒にとることに。

 メインディッシュは昨年の暮れにいただいた明太・もつ鍋。初めての味に添付してあるレシピに忠実に。

程なくして鍋がフツフツ。まず、お味見を。これは絶品。今までは、白菜・ネギ・しめじ・白滝などで鍋を作っていたが、この明太・もつ鍋は豚もつ・キャベツ・ニラ・牛蒡・シメジ・豆腐などをだし汁で煮込み、煮えたところ

に粒々の明太を鍋に入れ、食べるときに明太を崩すといった具合。

   最後はうどんに汁を絡めて。これまた美味しい。

  その他は家庭菜園で採れた野菜を中心に何かをチョット加えて。

 まず、今年1年よろしくお願いしてワインで乾杯。鍋をいただきながら今年1年の教材の打ち合わせ。

 さて、肝心の折り紙は? そうそう、今月は水仙を色紙に貼って、完成なのだが、日曜日には完成せず、今日やっと完成した次第。 今までの水仙は花瓶に挿していたが折り紙の本からヒントをいただき色紙に。

お手本には程遠いが水仙に見えますか。。

 

 

 

 

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